AI投資を始める前に事前に知っておくべきデメリットについて解説します。
AI投資(またはロボアド投資)は、確かにたくさんのメリットがあります。
- 資産を預ければ勝手に投資をしてくれるので、専門知識がいらない
- 市場状況に合わせて自動で売買をしてくれるので、何もしなくてもよい
- 最先端のアルゴリズムで動いているので、自分でやるより儲かる可能性が高い
この通り良いことが多くあるためおすすめの投資手法になります。
ただ、必ずしも何も悪いところがないかというとそうではありません。良いところがある一方で、少なからず悪いところも存在しています。
では、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか。
これからAI投資&ロボアド投資を始めるという方は事前に把握した方が良いかと思いますので、今回はAI投資のデメリットについてご紹介します。
徹底調査!AI投資のデメリットとは?
まず、結論から言うとデメリットとしては以下の2点があります。
- 自分で株式売買するよりも手数料がかかる
- 様々な銘柄に投資し運用するため、短期的にがっぽり儲けることはできない
それぞれについて詳しく解説していきます。
自分で株を買うより手数料がかかる
まず、1点目のデメリットは『手数料』です。
やはり、ネット証券などで自分で選んで株を買うことと比較すると、AI投資は手数料が多くかかってしまいます。
楽天証券などネット証券会社から株を購入する場合を考えてみると、株の購入時の手数料は、100円〜500円ほどになります。
一方で、AI投資&ロボアド投資で資産を運用してもらう際の手数料は、運用額の年率1%が手数料として発生します。
したがって、運用額にもよりますが、自分で株を購入する場合と比べると、やはり金融アルゴリズムに運用してもらう分、少し多く手数料を支払う必要があるのです。
個人的には、資産運用を自分でやらなくてもよくなったり、最先端のアルゴリズムで運用するため利益が出る確率が高くなったりと、
手数料を上回るほどのメリットがあるため、別に気にしていないのですが、『手数料』は一つデメリットとして指摘できる点かと思います。
短期的に大きく利益を得られない
『AI投資』の良いところでもあるのですが、預けられた資産を使ってできる限りリスクを分散した形で投資を行ってくれます。
その結果、長期的には大きい利益を得られる可能性が高いのですが、
数日、数週間の期間という短期的な期間で大きい利益を得られるというものではないという点が、『AI投資』のデメリットの2点目です。
自分で株式売買をする際は、リスクが高くても価格の変動率が高い銘柄を購入することで、短期的にがっぽり儲けることができる可能性があります。
一方で、AI投資&ロボアド投資は、何千もの銘柄から様々な銘柄を選択し、リスク分散したポートフォリオを構成します。
これにより、一つの銘柄が値下がりしても他の銘柄も同様に値下がりしている可能性は低くく、他の銘柄が値上がりし、全体としては少なからず利益がでるというような資産運用を行います。
このような運用スタイルで少しずつ利益を出していき、長期的にみると大きい利益を得られるという結果になるのです。
実際に『WealthNavi 』で50万を運用してみたところ、だいたい1ヶ月あたり1万円ずつ伸びているという成長率です。
『今すぐたくさん利益を生み出していきたい』という方には、『AI投資』は向かないかもしれません。
最後に
ということで、今回はAI投資&ロボアド投資のデメリットをご紹介いたしました。
改めてまとめると、デメリットは以下の通りです。
- 自分で株式売買するよりも手数料がかかる
- 様々な銘柄に投資し運用するため、短期的にがっぽり儲けることはできない
まとめながら思いましたが、デメリットは少なくメリットが勝るなと正直に感じました。
AI投資について興味を持たれた方はぜひ以下の記事を参考に挑戦してみてください。