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「童話でわかるプロジェクトマネジメント」に学んだ3つのこと|要約・書評

「童話でわかるプロジェクトマネジメント」から学んだ3つのことをまとめます

先日、いきなりPM(プロジェクトマネージャー)として業務をする必要性が生じました。

しかし、PMとして担当することは初めてであり、『そもそもPMやったことない…?どうすれば良いの?』と悩んでいたところ、

PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント」という本を発見しました。

手に取り読んでみると、プロジェクトをうまく進める上で、PMとしてとるべき動作を童話をモチーフにわかりやすく解説した良書でした。

なので、今回は「PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント」の中で、個人的に勉強になったPMとして気をつけたい3つのことをまとめたいと思います。

「童話でわかるプロジェクトマネジメント」から学んんだ3つのこと

事前に計画を立てる

本書では、PMとして「計画を立てること」の重要性を口すっぱく語っています。

多くのプロジェクトの失敗の原因は、「とにかく始めよう」という計画なしで飛び込むことが大半を占めると指摘します。

プロジェクトの最初の計画が綿密に立てられない結果、

  • リソースが足りない
  • 納期に間に合わない
  • 予算が足りない
  • 作業漏れが発生し、終了できない

などといった問題が発生し、プロジェクトがパチパチと炎上するのです…

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本書では童話「三びきの子ブタ」をモチーフに、「家を建てる」というプロジェクトに対して、

計画をしっかり立てた子豚PMと、計画を立てなかった子豚PMのプロジェクト結果の違いから、プロジェクトにおける計画立案の重要性をわかりやすく解説しています。

子豚PMのプロジェクトマネジメントはわかりやすく、さくさくと読み進めることができました。

リスクに対して事前に対応策を練っておく

プロジェクトに取り組む上で、実施すべきこととして「リスクへの準備」を挙げています。

どれだけ綿密に計画を立てても、プロジェクトにはトラブルが付きもの。

メンバーが風邪を引いてしまったり、材料が届かないなどの問題が発生します

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このような問題が発生することで、プロジェクトが失敗するということはよくあります。

そのため、常にプロジェクトの中で、どのような問題が起こりうるかという「リスク」を考え、

その「リスク」に対して事前に準備することで、プロジェクトへの影響を少なくすることができるのです。

例えば、難しい作業があり、計画が遅れてしまう、というリスクがあれば、事前に増員できるように根回ししておくなど、

リスクを踏まえて対策を準備しておくことで、実際に問題が発生しても円滑にプロジェクトを進めることができるのです。

このようなリスクへの準備、プロジェクト開始前はもちろんのこと、プロジェクト中も定期的に見つめ直し、事前に手を打つよう心がけましょう。

ステークホルダーを抑える

プロジェクトを成功させ無事終えるためには、お客さんが成果物に合意してくれる必要があります。

合意がとれなければ一生プロジェクトを終えることができないという結果になりかねません。

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したがって、本書ではプロジェクトにおいて、最も影響力のあるステークホルダー(利害関係者)をコントロールすることがプロジェクトを成功させる上で重要であると指摘されています。

最も影響力のあるステークホルダーは、お客さんの場合もありますし、社内の上司かもしれません。

プロジェクト途中や終盤で、ステークホルダーにちゃぶ台をひっくり返されたら炎上しかねません。

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そんな結果にならないように、ステークホルダーの要求事項を把握し、それらを満たしていく必要があります。

このように、ステークホルダーをしっかりと抑えて、合意を得ながらプロジェクトを進めることが重要なのです。

最後に

「童話でわかるプロジェクトマネジメント」から、PMとして特に気をつけたいこと3つをご紹介しました!

改めてまとめると、

  1. しっかりと計画を立てる
  2. リスクを踏まえて、事前に対応策を練っておく
  3. ステークホルダーを抑える

といった3つは個人的にしっかりとやらないとなぁと感じました。

その他、本書では以下のテクニックも言及されていました。

  • 目標をSMARTで具体化する
  • キックオフミーティング行い、ゴールイメージを合わせる
  • 目的を明確化させる
  • 難しいことを書き出すことで協力を引き出しやすくなる
  • アクテビティ図を描き、作業の抜け漏れをなくす

などなど…PMをする上で気をつけたいノウハウが満載の本で、

それを物語ベースで教えてくれるので、PM初心者にはうってつけの入門書だと思います。

ぜひプロジェクトマネジメントについて学びたいという方は手に取ってみてください。

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